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○VM Japanの世界
■和国
大陸の東の端に位置する島国。
南から北へとのびる地形のために、小さな島国にもかかわらずその風土は多彩である。
和国では長い間戦乱が続いていたが、近年ようやくその国土は将軍を中心とした「幕府」と呼ばれる政体によって統一され、人々が待ち望んでいた平和が訪れるかに見えた。
しかし、その人々の安堵もつかの間、大和の都は何者かによって引き起こされた「星落とし」によって壊滅的な被害を受ける。「星落とし」によって多くの人々が死に、その死者の中には和国を統一した将軍も含まれていた。
幕府内部は混乱を極め、自体を収拾する指導者を欠いたまま、政治は腐敗し堕落していった。まとまりかけていた秩序はたちまちに乱れて、大和の都には無法者が溢れ、幕府の弱体化につけこんだ異国の船が沿岸を我が物顔でうろついた。
和国には人々の嘆きの声があふれ、誰もが不安のなか日々を送っていた。
●大和(やまと)
都の見下ろす山々の峰に、古来より人々の畏敬と信仰を集める大和神殿がある。そこでは和国に存在する多くの神々を祀っており、それらの神々に仕える巫女や
神主達の修行の場として、また人々の信仰の中心地として巡礼に訪れる者が絶えない。その由緒は幕府よりも古く、大和神殿の威光の前には幕府すら敬意を払う
という。
●出雲(いずも)
出雲神殿は大和大神殿と並び和国の二大信仰地として知られている。出雲を含む和国西方一帯は「星落とし」の余波を受けそのほとんどが砂漠に覆われた乾燥地
帯をなっている。出雲神殿の眼下にはオアシスがひろがり、神殿を訪れる巡礼者や旅人たちで賑わっている。出雲神殿の御神体である「霊冥珠」は和国に存在す
る八百万の神々の意志を伝えるといわれ、巫女を介してしばしば重要な天啓をもたらすという。
●尾張(おわり)
東国と中央部との境界に位置する大藩。
東国と都を結ぶ街道の要所であり、都へのぼる旅人はこの尾張の関所を通過しなくてはならない。
尾張藩主は野心家で油断のならない人物として知られており、幕府からも警戒されている。
●紫国冥道(しこくめいどう)
和国本土と火の国とを結ぶ巨大な地下鍾乳洞。
その広さは一地方にも匹敵し、まるで迷路のように入り組んだ内部で道に迷った旅人たちが、出口を求めて力尽き、多くの屍を晒してきた。
ゆえに、あの世への道「黄泉洞」と呼ばれて恐れられている。
●火の国(ひのくに)
和国南方に位置する火山帯。
その全土を活火山に覆われ、古来より「火の国」と呼ばれていた。最近になってその火山活動が活発化し、大地の割れ目から煮えたぎる溶岩がのぞくその姿はまさに「火の国」の名にふさわしい。
●東北(とうほく)
和国本土の中では最も北にある地域。この地域は和国有数の米の産地であり、山々の合間に広がる平野は広大な水田でうまっている。
この地域には、収穫後役目を終えた「かかし」に霊が宿って生まれたものであるといわれている。
●蝦夷(えぞ)
和国の最北に位置する島。
雪と氷に覆われた極寒の地であり、幕府の開発もここには及ばない。
険しい地形と厳しい気候のために、まともな者は寄り付かないが、自らを鍛えようとする修行者達にとっては絶好の修行の場であるらしい。








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