ARCTURUSワールドガイド

■ヴァレンシア大陸
遥か昔、繁栄を極めた人類の文明は神の怒りを買い、滅ぼされた。 全てを失った人類が一人の預言者に導かれ、この大陸にやって来たのは2000年前の事である。
人類は大陸に「ヴァレンシア」と名付け、そこに新たな文明を築き上げようとした。
数の増えた人類は集団を作り、互いの意思を戦争という形で衝突させるようになる。
血と栄光に彩られた歴史は、ヴァレンシア大陸に3つの国家を生んだ。
3つの国家はそれぞれ「七人委員会共和国」「南ヴァレンシア王国」「アシリオン帝国」を名乗り、自らの存在を誇示しながら、互いの動向を牽制しあった。

■七人委員会共和国(Republic of Seven Lords Committee)
ヴァレンシア大陸西部にある国家。
新世紀暦1255年、ウァルケンスヴァルド地域の領主だったアケナトンを中心にした7人の領主が連合で立ち上げた。
大陸内で唯一内閣制を導入している国である。首都のある東部では名門ハインベルグ家の力が強く、現在の首相であるアルブレヒツもまたハインベルグ家の一員である。
一方共和国の西部では反ハインベルグの気風が強い。西部で最大の勢力を持っているのは共和国野党の党首ジャック・デ・モレー。
●ドーム(Dome)
共和国の首都。共和国の中部にあり、街の中心にはドームの象徴「ユーフラテス(Euphrates)橋」が掛けられている。
市立図書館と戦争記念館が有名で、街の中心にある噴水は若者達の待ち合わせ場所としてよく使われている。
●メルヘム(Merhem)
大陸の中心にある共和国領の国境街。山の付近にあり、牧畜業が発展した。
●ペルガモス(Pergamos)
ジアティラと共に共和国西部を代表する街。
共和国の建国委員会の裏切り者、アケナトンの基盤地域だった為、アケナトンの死後は地域的な差別を受けてきたと思い込んでいる。
●アンスヴェルス(Answers)
共和国南部のゴールドロア島にある港町。
港が発達した南部地域の貿易の中心地であり、王国との交易も活発である。

■南ヴァレンシア王国(The Kingdom of South Varensia)
大陸の南東側一帯を支配する王国。
120個余りに上る様々な大きさの島で構成された島諸国であるが、殆どは岩草で構成された小さな無人島である。
ヴァレンシア正教を国教と宣布、国王は教会の頭になる。枢機卿もいるが、政治的な権限は与えられない。
表面上、国王は帝国の皇帝から王国統治を委任される形になっている。
●バアラ(Baara)
王国の首都。ヴァレンシア正教の中心地。
街の中央には国王の城であり、教会の中心であるティモゼー大聖堂が建っている。
ヴァレンシア教会の聖地となっており、神学と魔法の中心地でもある。
●マルテュニ(Martuinie)
共和国と帝国に進む道に位置する王国の国境都市。
三国の交差点的な位置にあり、商業的な発展と共に市場が形成されている。
●タイニ(Tynie)
大陸の南側にある港町。
マヨルカ、ノメルカなどと王国の様々な島を往来する船舶便が発達している。
●ラグニ(Ragnie)
王国の最南端に位置するマヨルカ島の村。
以前は平凡な村であったが、722年にエンペンザ・ラムステインと王国の英雄センクラドの闘い以後、有名になり、訓練場として名を広めた。

■アシリオン帝国(The Ashirion Empire)
シュピルン島の領主だったパル・ペトラルカが建てた国。
パル・ペトラルカが征服戦争を通して、国を広げ、自ら帝位に上がってから、現在まで大陸の中心になる。
中央の首都コンステルラリウムには帝国権力の象徴であるガナの塔がある。
●コンステルラリウム(Constellarium)
帝国の首都。元々の帝国の首都はラオディケアだったが、パル・ペトラルカ皇帝が星の形に似せたコンステルラリウム城を築いてからは、ラオディケアは首都としての役目を失ってしまった。
名前の由来は空から見下ろすと星の形に見えるということから、付けられた。パル皇帝の永生を祈る役割をしたと言われる。
●フィラデルフィア(Phiradelphia)
帝国北部第一の街。
異民族の村とコンステルラリウムを繋ぐ要所にあり、冬に行われる雪花祭りが有名。
●ネブカドネザル(Nebuchadonezzar)
帝国を建国したパル・ペトラルカ大帝の墓。
大陸の中央にあり、パル皇帝はこの土地を古代人の魂が息ついている所と信じていた。
墓の内部には土で作られた、数多くの人形兵が立っている。パル皇帝は自分の死後も、これらの兵士が皇帝の権勢を守ってくれるものと思っていた。
●カイエンルン(Kayern)
大陸の北側にある小さい島。昔から帝国の囚人を幽閉する地域でもあった。



